【ゲスト:伊丹豪さん】女性のための写真表現講座レポート

写真家の野村恵子さんをナビゲーターにお迎えして7月にスタートした「女性のための写真表現講座」も、早いもので、先週27日(土)で3回目でした。12月まで全5回予定なので、ちょうど折返しです。今回は、野村さんのお計らいで、写真家の伊丹豪さんがスペシャルゲストとしてお越しくださいました。そんなワークショップ3回目の様子をレポートします。

野村さんと伊丹さん

この日は、ちょうど個展「のぼる」を開催中だった船寄剛さんが在廊されていましたので、まず講座の冒頭で作品についてお話していただきました。船寄さんが10年以上にわたって撮り続けていらっしゃる故郷の姿。祖父、昇さんの姿。今回はそんな作品に囲まれた中でのワークショップです。

船寄さん



野村さんレビュー

前半は、野村さんによるレビュー。毎回こうして参加者の皆さんの写真をレビューします。お一人ずつ机に並べて全員で見ます。お一人お一人に合わせて、たくさんのヒントや可能性を指摘しながら、時にユーモアを交えながら丁寧にアドバイスして表現の可能性を引き出していく野村さん。 真剣かつ和やかに進められるレビューは、自分に対するものも、他の参加者に対するものも、とても刺激的で得るものの多い時間です。

後半はいよいよ伊丹豪さんに登場です。先日開催された「The Tokyo Art Book Fair 2014」でも話題になっていた新しい写真集『study/copy/print(まだ発売前!)をお持ちくださり、ご自身の作品についてや、写真に対する考えをお話してくださいました。

伊丹豪さんトーク

具体的な作品についてその意図や背景を解説しながら、写真というものをどう捉えているのかという根本的なお話も。「極端に具体的なものを撮っていくと抽象的になる」というお話や、「“写ってしまった”ことこそ写真的」という言葉がとても印象的でした。

船寄さんのトークで始まり、野村さんのレビュー、伊丹さんのトークと盛り沢山で充実した内容のワークショップ3回目。写真家として活躍されている方々の言葉から、参加者の皆さんも、それぞれに何かを受けとっていらしたご様子でした。

記念写真
 
こうして、同じ場所と時間を共有するからこそ受け取れること、伝えられることがあると改めて感じた2時間と少しでした。伊丹さん、船寄さん、野村さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。

このワークショップの最終回は12月。その頃、皆さんの作品がどのようなかたちになっているか、ますます楽しみです。

2014-09-30 18:05 by:早苗 (TOKYO ( 開催したイベント等の様子 , 教室・イベント・WSのご案内 ))



最近のおすすめ記事



● ナダールスタッフ日記の購読はRSSとTWITTERが便利です





Trackbacks

Trackback URL